寄贈先からの報告

神奈川県 保育園小さなほし

更新日:2010年10月15日

この度は、グリーンサンタ基金からの国産杉・折りたたみテーブルと国産杉・椅子32脚ありがとうございました。私たちの園は子どもたちに本物にふれてほしいという願いから園児の活動する1階は全面秋田杉の床板です。今回の寄贈品も床板に合わせて注文させていただきました。寄贈品を使用しているのは3歳から5歳児クラスの園児です。床板とテーブル・椅子の相性は抜群によく、子どもたちの手あぶら・手あかで少しずつ「あじ」「色」が付き初めています。子どもたち以上に感激しているのはスタッフです。木のぬくもりはやさしく、ウレタン樹脂塗装ではあじわえないデコボコも愛嬌の一つとして感じています。

折りたたみテーブルは不慣れな為、足の折りたたみに時間がかかる事が今の課題です。椅子の方は軽くて取り扱いもしやすく子どもたちのすわり心地もよさそうで人気があります。

今年開園の活動として目標を立てるのが難しかったので、まず初めの一歩として植物を育てることにしました。4・5歳児クラスは野菜の苗を近所の花屋さんにお買いものに行き、おくら・ナス・ミニトマト・ピーマンと3歳児クラスのあさがおの苗を購入しました。(おまけでお店からとうもろこしの苗も頂きました。)子どもたちでプランターに苗を植えました。子どもたち2人1組で水やり当番を決め、朝・夕方1日2回お水をあげました。もちろん、育てたみんなで収穫を行いました。育てた野菜は給食室で昼食のおかずの一部になりました。たくさん採れたミニトマトは職員へもおすそ分けを頂きました。大きくなりすぎたおくらは野菜スタンプとなり園児の作品作りに一役かってもらう事が出来ました。そして、頂いたとうもろこしは日々おおきくなり、近所の方からも「どうなるか楽しみでいつも見ています。」と声をかけられる事がありました。試食するまでには至りませんでしたが、成長過程の楽しい植物のひとつでした。

3歳児クラスはあさがおを育てる事にチャレンジしました。水遊びのついでに花に水をあげるサイクルで育てました。アサガオの隣では職員がさつま芋を植え、アサガオと一緒に育てました。芋は数個しか収穫出来ませんでしたが、柔らかい茎は煮物に、つるでクリスマス用リースを作りました。

一時預かりのクラスと0歳児クラスの南側窓はへちまとゴーヤのグリーンカーテンにチャレンジしました。猛暑のためか、土の耕し方が悪かったのか根の張りも悪く、2mぐらいまで成長したものもありましたが、バケツでの水やりもむなしく枯れてしまいました。来年度はすてきなカーテンになる様、再度水やり方法や土の耕し方等要検討です。

他に園にある梅の木の実を4・5歳児と収穫し、サトウキビ糖を使って「梅ジュース」をつくりました。梅のビンを先生と一緒に振って混ぜ、さとうきび糖が溶けていく様子をみました。2週間後に3・4・5歳児のおやつに飲みました。初めて飲む子どもたちも美味しそうに飲んでいました。梅の実はジャムにしてパンと一緒に食べました。

最後に、11月から12月に行われたクラス保護者会にてグリーンサンタ基金の事を話しました。

 

保育園ちいさな星 2010年寄贈
寄贈品:折りたたみテーブル、椅子

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