森づくり・LEAF活動報告

岩手県 盛岡市 向井中野小学校

更新日:2015年09月10日

2013年に寄贈をした盛岡市の向井中野小学校では寄贈後も継続してLEAFに取り組んでいただいています。

寄贈の年と翌年は3年生の校外学習の際に近隣の森で行いました。今回は初めて5年生を対象に宿泊学習の場所である区界(くざかい)高原少年自然の家で行うことになりました。
2年前3年生だった子どもたちが対象です。

下見の段階では今までの森とは異なり、かなり開けたスペース(冬季はスキーもできるような場所)で、アクティビティの内容もどのようにするか、インストラクターたちでアイディアを出し合いました。
場所は広いものの、それほど木がある訳でもなく、スキー場になるだけの場所なので全体的に傾斜地…そこでどのような2時間の活動をするのかを話し合いました。

2年前は動物のお弁当づくりを行ったりしましたが、今回は5年生になったということもあり、算数を取り入れた「樹高」も行いました。
また、グループで木を決めてそれの使い道を考えてもらい、次にクラスでそれぞれのグループの案を話し合い、最終的に「クラスの木」を決めて発表してもらいました。

お天気が少々心配の2時間でしたが、雨に当たることもほとんどなく、芝生の上に座って色々な意見を出し合って、クラスとしての木を決めました。
最後にそれぞれのクラスの発表をしてもらい、最終的に向井中野小学校5年生の木を一本決めました。

今回の場所は「森の中」というよりは広場のような場所でしたが、それでも森について学び、木の使い道を考えることによって、「木が製品になる」ということを理解してもらいました。
同じ小学校で同じ子どもたちでも場所と年齢が変わるとずいぶん違うアクティビティが出来ると感じました。

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